それはさておき

脱力して生きていきたい

【本の自炊】所持本の保管について

自炊本の数が増えるにつれ迷うのが保管方法。
 
自分の使い方に適している方法で行うのが最もよいのは言うまでもないことと思いますので、漫画、書籍合わせて2,000冊以上自炊された私と同じような状況の方に向けた記事内容となっております。

 

私の現状

基本的にHDD3本管理、大事な本のみクラウドにも保管。携帯端末には閲覧頻度の高い本のみ入れて、都度入れ替えています。
 
HDDは1つを原本、1つを加工済データ、1つをバックアップとしています。読んでいる中で加工のミスを見つけることもありますので、 原本は必ず残すようにしています。
 

HDDの容量

私は音楽や写真といった本以外のデータも同じHDDに保管しているため、現在は4TBを使用しています。スキャン画質スーパーファインの自炊本2,000冊程度なら500GBとさほど値段も変わらないですし、本だけなら1TBあれば十分です。
 
最初から大きい要領を選ぶのはおすすめしません。今手元にある分だけではなく今後も紙本を買って自炊を続けていくのであれば話は別ですが、物量を減らしたくて本の自炊を始める人がほとんどだと思います。HDDは消耗品ですし、最初から余裕を持った要領を買うより適度に買い替えて移行していくほうが安心です。それと、慣れてくるほど扱いがうかつになり、ぶつけたり下に落としたりします。値段と動かなくなったときのショックの大きさは比例します。もろもろ含め、半分ほど余裕ができるくらいの容量を選ばれるのがお財布的にもよいかと思います。
 

SSDとHDDどちらがいいか

これはSSDの値段がもっと下がってからの検討事項。冊数が少ないならSSDでもありだと思います。
 

NASはどうよ?

NASって何、という方は以下をご参照ください。
www.buffalo.jp
電子に移行した今、選択肢にNASはありません。いつでもどこでも、読みたい本をどの端末からもすぐ取り出せるのは確かに便利ですが、所持冊数が多くとも頻繁に手に取るエース本はタブレットのストレージに納まる程度しかありません。microSDの512GBが1万円で買える時代です。電気代も高騰していますし、これだけのために導入するのはメリットが少ないと考えました。
 

冊数が少ないならクラウド保管もあり

GoogleDriveであれば無料で15GB使用可能です。自宅が災害にみまわれてしまったとしても、クラウドに預けておけば安心です。
https://www.google.com/intl/ja_jp/drive/
 
私は絶版など、電子で読むことのできない大事な書籍と、やべーエロ本をクラウドに保管しています。いつ何が起こるのかわからないのが人生です。万が一のときに備え、家族に見つかってやべーものはクラウドにしまっておきましょう。
 

月額費を払ってもいいなら「Amazon Photos」をすすめたい

◎アマゾンフォト
www.amazon.co.jp
amazonプライム会員特典の一つです。写真データであれば容量無制限で使用できるうえ画質劣化もなし、その他もろもろの特典も豊富で選択しない理由がありません。
 
Amazonプライム
年間プラン5,900円(税込)または月間プラン600円(税込)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G6LDPN7YJHYKH2J6
 
今のところscansnapで取り込んだ画像、フラットベッドスキャナ画像、いずれも問題なしで利用できています。
 

アマゾンフォトにフォルダを追加する手順

右上「+追加」から「フォルダーをアップロード」を選択。

 
アップロードが完了したら、必ず「アルバムに追加」してください。

 
「+新しいアルバムを作成する」

 
任意の名前を付けたら右上「アルバムを保存」

 
以上で終了です。階層で管理できないため、膨大な数のアルバムが作られることになってしまうのが難点でしょうか。探しづらいですし、基本的にはHDD保管との併用をおすすめします。

 
ダウンロードはアルバムの該当フォルダを開いた右上「・・・」より可能です。

 
フォトが英語表示になるときはフォト内設定から言語変更してください。

 
※フォトより使い勝手の良かったドライブは2023年廃止となり使用できなくなりました。