それはさておき

脱力して生きていきたい

【本の自炊】フォルダ名・ファイル名のルールについて

冊数が増えるほど大事になってくるのがフォルダ名。本の自炊を初めて10年以上たつ私も未だに迷っているところでありますが、実践例として現在の自炊本の管理の仕方をお見せいたします。ご参考になれば幸いです。
 

自炊本の並べ方(あいうえお順)

私も最初は、いろいろと凝りたい気持ちがありました。ジャンル別しかり、レーベル別しかり。しかし、当初はこのジャンルだと思っていても、時がたつにつれ印象が変化することはままあります。冊数が増えるにつれ、どこのレーベルから発刊されたかなんて把握しきれるわけがありません。つまり、自分の記憶力を過信したり主観に寄った分別をしたりすると、どこに収めたのか忘れるんですよ。
 
よって、おすすめはシンプルな「あいうえお順」です。
名前を昇順にする場合の優先順位は以下のとおり。
記号 → 数字 → 英字 → カタカナ・ひらがな → 漢字
 

やってよかったこと

・探しやすさを優先する
本の数が増えるにつれ重要性に気づきます。記載する項目の優先順位はご自身が本を探す際に基準とする項目からです。
例:タイトル-著者名-発刊日-ISBN

・項目の区切り記号を統一しておく
名前をあとから変更したくなったときに関わってくることなのですが、項目を区切る記号をバラバラにしていると面倒なことになります。エクセルへフォルダ名をインポートし、一覧作成する際も統一しておく必要があります。

・フォルダ名は長くなってもかまわない
フォルダ名を一目見て、中身のおおまかな情報が把握できるようにしておくとすごく便利。自分が必要と思う基本情報はフォルダ名に詰め込んでおくことをおすすめします。

・所持巻数の記載
いちいち中を確認しなくても抜け巻や続き巻を把握できる。一手間減りますし、本棚を眺める感覚に近い満足感も得られます。

・出版レーベルの記載
レーベルで何となく内容を思い出せるのと、書店は出版社ごとに陳列されていることが多いため、現地で探す際に重宝しています。
 

実際に管理しているフォルダ

上記をふまえ、階層に分けて管理しています。
 

1層目:本と表紙(原本)

表紙原本と、本体。やり直せるよう原本は必ず残すようにしています。

 

2層目:電子書籍と自炊本

ジャンルわけは大きくしかしていません。漫画、小説、エッセイ、専門書、同人など、最低限にとどめておいたほうが探しやすいかと存じます。

 

3層目:タイトル順にフォルダ分け

今のところ、漫画は「題名のあいうえお順」、小説は「著者名のあいうえお順」がしっくりきています。

 
電子フォルダは所持本把握のメモがわりにフォルダを並べています。あちこちで購入するからメモ必須なんです。どこで購入したのかわかるよう、エクセル出力した際ソートの邪魔にならない項目にマークをつけています。■はアマゾン、◆はebookです。

 

4層目:単行本本体

作者名は作画者のみ記載しています。原作、作画、キャラ原案者、監修など、著者が複数いる作品については、どこまで情報を入れるのか自分なりのルールを作っておくとよいかと存じます。私は一番上の巻にだけ作者名の読み仮名をふったり原作者名を入れたりしています。

作者名、タイトル、巻数と発行年月日。32巻あたりから年1発行、40巻からすっぱり止まっていたことが一目でわかります。

 

フォルダ名は一括変更・置換もできる

もうフォルダをたくさん作ってしまったという方でも、アプリで簡単に置換できます。いろいろ試してしっくりくる形を見つけてください。
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